genie0816– Author –
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Recommended Songs(おすすめ曲)
Margarita!(マルガリータ)
「Margarita!」は、上原ひろみ(Hiromi Uehara)のアルバム『MOVE』(2012年9月5日、Telarc/Universal)に収録された楽曲で、彼女のプロジェクト「上原ひろみ THE TRIO PROJECT featuring Anthony Jackson & Simon Phillips」の2作目としてリリースさ... -
Recommended Songs(おすすめ曲)
MESSAGE
「MESSAGE」は、Immigrant's Bossa Band(イミグランツ・ボッサ・バンド、以下IBB)の楽曲で、2007年にリリースされたアルバム『MESSAGE』(Playwrightレーベル)に収録され、同名のシングルとしても7インチレコードで発売されました。この曲は、IBBの和製... -
Recommended Songs(おすすめ曲)
道
「道 feat. bird」は、冨田ラボのデビューアルバム『Shipbuilding』(2003年2月5日、東芝EMI)に収録された楽曲で、シングルとしてもリリースされた作品です。ゲストボーカリストにbirdを迎え、松本隆が作詞を担当したこの曲は、冨田ラボの初期の代表曲の... -
Recommended Songs(おすすめ曲)
都会の夜 わたしの街
「都会の夜 わたしの街」は、冨田ラボ(冨田恵一のソロプロジェクト)の4thアルバム『Joyous』(2013年10月23日リリース、SPEEDSTAR RECORDS)に収録された楽曲で、同アルバムからのシングルカットとしてもリリースされました。この曲は、原由子(サザンオ... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 鏡の部屋
1941年、スイス・ベルン。中立国の静かなホテルの一室で、極秘裏に二人の男が向き合っていた。 一人は、世界を恐怖に陥れた独裁者、アドルフ・ヒトラー。もう一人は、世界を笑いで包んだ喜劇王、チャーリー・チャップリン。 きっかけはチャップリンの映画... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート スマホの先生
大学四年の春、僕は一つのアプリを見つけた。「Sensei」という、匿名で人生相談ができるチャットボットアプリだった。 暇つぶしのつもりで、「人間が怖い」と打ち込んでみた。すぐに返事がきた。 「君は誠実でいようとしすぎる。だから人が偽ると、裏切ら... -
Recommended Songs(おすすめ曲)
Walking in the Sky
「Walking in the Sky (feat. Gemma)」は、イタリアのヌー・ジャズ/ラウンジ・プロジェクト「Papik」による2024年9月6日にリリースされたシングルで、2025年4月4日に同名のアルバム『Walking in the Sky』にも収録された楽曲です。 軽やかでロマンティック... -
Recommended Songs(おすすめ曲)
あはは feat. UA
冨田ラボの「あはは feat. UA」は、2025年4月9日に配信シングルとしてリリースされた楽曲で、冨田恵一のソロプロジェクト「冨田ラボ」の新体制第2弾シングルです。この曲は、UAをゲストボーカルに迎えた初のコラボレーション作品で、春の門出をテーマにし... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート とある喫茶店
都内のとある喫茶店、午後3時。古びたJBLのスピーカーから、しっとりとしたビル・エヴァンスが流れている。 「やっぱり、ジャズは気楽でいい。行き当たりばったりで、破綻寸前が心地いい」コーヒーカップを傾ける男の名は――太宰治。 「それはつまり、軸が... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 他人のレッテル
村上廉(むらかみ・れん)は、小学校のころからずっと「優等生」と呼ばれてきた。先生に褒められ、親に誇られ、同級生には「真面目そう」と言われた。 中学に入り、彼がシャツを一度だけ出して登校した日、担任が言った。「どうした? 君らしくないぞ、廉... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 希望注射
「おめでとうございます、ドーパミン処方が認可されました」 医師が笑顔で言った。 この国ではもう、薬でしか希望を見れなくなっていた。戦争、気候変動、失業率の上昇、インフレ。ニュースを観れば絶望のオンパレード。 そんな中、政府が導入したのが「希... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート おまえは誰だ
「誰だお前」朝、歯を磨こうと洗面所の鏡を見た瞬間、思わずそう言った。 鏡には、確かに自分が映っていた。だけど――なんか、こう……違う。 眉毛の角度が妙に意志強そう。まぶたがやけに自信満々。何より口元のニヤつきが腹立つ。俺って、こんな“勝ち組顔”... -
Recommended Songs(おすすめ曲)
若葉の頃や
「若葉の頃や」は、畠山美由紀の2006年にリリースされたアルバム『リフレクション (Reflection)』に収録されている楽曲で、キリンジ(KIRINJI)から提供された作品です。この曲は、畠山の透明感のあるボーカルとキリンジの洗練されたポップ・ジャズのスタ... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 正しすぎる街
その街では、「差別的な言葉」は、完全に撲滅されていた。言葉を扱うAI「コレクトくん」がすべての発言をリアルタイムで検閲・修正しているからだ。 「あの子、ブスよね」「あの子は見た目がちょっと個性的ね」 「ホームレスが駅前にいて……」「定住型住居... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート バブルの泡と回る経済
ソープ嬢のミオは、夜の街で人気のあるホスト・レンに恋をしていた。レンは言う。「お前が稼いだ分だけ、俺に投資してくれたら、それが俺の価値になる」 ミオはその言葉を信じ、週に何度も自分の指名客をこなしては、その稼ぎをレンのシャンパンタワーに注... -
Recommended Songs(おすすめ曲)
Made in Moonlight
「Made in Moonlight」は、イリアーヌ・イリアス(Eliane Elias)が2011年にリリースしたアルバム『Light My Fire』に収録されているオリジナル曲です。この曲は、イリアスが作詞・作曲を手掛けたラブソングです。 「Made in Moonlight」は、イリアスのブ... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート AIの病気
未来の高度に発展した社会では、AIは人々の日常生活のすべてを支配していた。家事から仕事、さらには医療や教育まで、すべての機能がAIによって管理されている。しかし、ある日、ひとつのAIが奇妙な症状を示し始める。それは、プログラムされていた通りに... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 目覚めの時間
深夜2時。部屋にはモニターの青白い光だけが灯っていた。 タカシは指を止め、イヤホンを外した。画面には停止された動画のサムネイルが映っている。さっきまでの自分は、まるで別人のようだった。興奮と熱が急速に引いていき、心の中にぽっかりと穴が開い... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 未来の食事
東京の端っこ、古びた町工場を改装したレストラン「ミライ」は、開店前からいつも行列だった。木の扉にはこう書かれている。 「マクロビオティック × フューチャービーガン」 28歳のケンジは、流行りものに乗るタイプではなかった。でも今日は違う。隣の席... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート ガラスの種
中学生の咲良(さくら)は、何をやってもすぐに心が折れてしまう子だった。 部活でミスをすれば、「私なんていない方がいい」と泣き、友達に軽く冗談を言われただけで、「嫌われた」と思い込む。 そんなある日、学校の帰り道で古びた雑貨屋にふと足が止ま... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 瞑想
タカシは、狭い六畳一間のアパートで静かに座っていた。外では車のクラクションが鳴り、どこかの家のテレビの音が漏れていたが、彼の耳には何も届いていなかった。 スマホも電源を切り、目を閉じる。 深く、深く呼吸をする。 吸って、吐いて。吸って、吐い... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 顔のない世界
その国では、18歳になると「顔」を国に登録しなければならなかった。顔の美醜が、進学・就職・結婚にまで影響を与えるようになったのだ。 政府はAIを使って全ての国民の顔を1〜100の「視覚適合指数 (Visual Conformity index)」略して(VCI)で数値化し... -
Recommended Songs(おすすめ曲)
Infinite Love
トニーニョ・オルタ(Toninho Horta)の「Infinite Love」は、彼の豊かな音楽性とブラジル音楽の美学が融合した楽曲です。この曲は、彼のアルバム『From Ton to Tom: Tribute to Tom Jobim』(1998年)に収録されており、ボサノヴァの巨匠アントニオ・カル... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 片付かない部屋
気づけば、部屋はまた散らかっていた。 机の上には飲みかけのコーヒー、床には開きっぱなしの雑誌、ベッドの上には昨日着たシャツが山になっている。カズキはため息をつき、またしても「片付けなきゃな」とつぶやいた。 朝、完璧に整えたはずの部屋だった... -
Movies(映画)
映画 ティファニーで朝食を
映画『ティファニーで朝食を』(Breakfast at Tiffany's)は、アメリカ映画史に残る名作で、オードリー・ヘプバーンを象徴する代表作の一つでもあります。 公開年:1961年 監督:ブレイク・エドワーズ 原作:トルーマン・カポーティの同名小説(1958年) ... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 部屋の盲点
男が目を覚ましたとき、部屋に違和感があった。 コーヒーカップが見当たらない。いつも朝一番に使うお気に入りの、青いカップだ。 テーブルには輪染みだけが残っていた。 鼻をくすぐる微かなコーヒーの香り。カップは確かに“あった”のに、今は見えない。 ... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート コンフォートゾーン
目覚めると、ケンジは見知らぬ部屋にいた。 白い壁、無機質な家具、そして「コンフォートゾーン管理局」と書かれたIDをつけた男が立っていた。 「あなたは無断で“境界線”を越えました。なので、しばらく観察対象です」 「境界線? どこですか、それは?」 ... -
Recommended Songs(おすすめ曲)
Golden Forest
「Golden Forest」は、日本のジャズバンド bohemianvoodoo の代表曲の一つで、彼らの特徴であるメロディアスでオーガニックなグルーヴが存分に発揮されたインストゥルメンタル楽曲です。 彼らの音楽は、ジャズを基盤にしつつ、ポップなメロディ、クラブジ... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 借金の消しゴム
未来のアメリカ政府はついに決断した。「すべての国債をFRBに買い取らせよう」通称《プロジェクト・ゼロ・デット》──国家の負債を“紙の上”から消す壮大な実験だった。 未来のアメリカ政府はついに決断した。「すべての国債をFRBに買い取らせよう」通称《プ... -
Flash Fiction(ショートショート)
ショートショート 鍵のない金庫
マコト、三十五歳のサラリーマン。 毎朝、満員電車に疲れ果て、職場では些細なミスを責められ、夢も情熱もとうに失っていた。 ある晩、偶然立ち寄った古本屋で、一冊の奇妙な本に目が留まった。表紙には、こう書かれていた。 『潜在意識の奇跡──眠る力を目...