渡辺貞夫(Sadao Watanabe)の「Rendezvous(ランデヴー)」は、彼のキャリアの中でも特に商業的な成功を収めたフュージョン時代の名盤であり、同名のアルバムのタイトル曲です。
渡辺貞夫のアルトサックスの音色は、この曲で特に温かく、滑らかで、甘いトーンを保っており、タイトルが持つロマンティックなムードを完璧に表現しています。このアルバムは、当時渡辺貞夫が頻繁に行っていたニューヨーク録音であり、米国のトップミュージシャンが多数参加しています。
アルバム『RENDEZVOUS』は、リリース当時、日本のフュージョン作品としては異例の成功を収め、米ビルボードのジャズチャートで最高位2位を記録し、28週にわたってチャートインしました。このヒットにより、渡辺貞夫は「ナベサダ」として名実ともに日本のトッププレイヤーとしての地位を確立しました。
