流線形（りゅうせんけい、RYUSENKEI）の「Route No.3 Shibuya（ルート・ナンバー・スリー・シブヤ）」、別名「3号線」は、日本のシティ・ポップ再評価ブームの中で非常に高い人気を誇る楽曲です。
「3号線」は、首都高速道路の渋谷線（3号線）を舞台にした、夜のドライブの情景を描いています。「黄昏に揺れるサーフィン 遠ざかるトワイライト見つめ」「窓の外をまざわるビルを 通りすぎ東名に乗る」といったフレーズは、都会の夜景、スピード感、そして車内の親密なムードを鮮やかに描写しています。
曲調は、1980年代の日本のシティ・ポップや、AOR（Adult-Oriented Rock）の影響を強く受けた、心地よく浮遊感のあるメロウなグルーヴが特徴です。その後の世界的なシティ・ポップブームにおいて、「松任谷由実や山下達郎」にも通じる、クールで都会的な名曲として再評価され続けています。
