この曲は、1965年に録音されたジャズ・ヴィブラフォン奏者の巨匠、ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson)のアルバム『Components』に収録されており、ジャズ史上最も美しく、愛らしいワルツの一つとして知られています。
タイトルにある「Little B」は、Bobby Hutchersonの長男・Barry(バリー)の愛称です。1962年頃、当時3歳だった息子のために書かれた曲です。Hutcherson自身がインタビューなどで「息子への詩(Poem)」だと語っており、父親としての温かい気持ちがそのまま曲に投影されています。
アルバム『Components』は、当時のジャズの最先端(新主流派)をいく少し難解な曲も含まれていますが、この「Little B’s Poem」だけは際立ってキャッチーで、ジャズ初心者から愛好家までを虜にする普遍的な魅力を持っています。
