クラウデッチ・ソアレス(Claudette Soares)が歌う「Januária(ジャヌアリア)」は、ブラジル音楽(MPB)の歴史において非常に重要な、1960年代の瑞々しいボサノヴァ/サンバの魅力を伝える名曲です。作詞・作曲は、シコ・ブアルキ (Chico Buarque)です。
アルバム『Gil, Chico e Veloso por Claudette』、この曲が収録された1968年のアルバムは、その名の通り、当時新進気鋭だったジルベルト・ジル、シコ・ブアルキ、カエターノ・ヴェローゾの3人の楽曲を、クラウデッチが歌い上げるというコンセプトの名盤です。
クラウデッチの歌声は、可憐でありながら都会的な洗練を纏っており、シコ・ブアルキの書くメロディの美しさをストレートに引き出しています。
