「Papagaio Rei」(ポルトガル語で「オウムの王」、Parrot King)は、アルバム『Peace』中の一曲として収録されており、Adela Daltoのラテン&ジャズの世界を味わえる一曲です。Adela Dalto(歌詞)と Aloisio Aguiar(作曲)。
「アロイジオ(Aloisio)は社交的でよく喋る人なので、“パパガイオ(オウム)”と呼ばれていた。私がクリューディオに曲を演奏してほしいと頼んだとき、彼も“Papagaio(オウム)”という曲を持ってたと言って。それで“King(王)”をつけたの。」というエピソードからも、音楽制作の柔軟で創造的な姿勢が見て取れます。
この曲は、軽やかで陽気、聴いていて心が踊る、ブラジルの香り漂う1曲といえます。Adela Daltoの歌声の魅力と相まって、南米のエネルギーと洒落た官能性が感じられるサウンドです。
