Tadd Dameronの「Soultrane」は、1950年代のハード・バップ時代を代表する美しいバラードで、Tadd Dameron(タッド・ダメロン)が作曲した名曲です。
コルトレーンは、後の「シーツ・オブ・サウンド(音の敷き詰め)」で知られる激しいコルトレーンではなく、ここではダメロンの導きによって、極めてリリカル(叙情的)で温かみのあるテナーサックスを聴かせてくれます。ダメロンの優雅なピアノ伴奏と、コルトレーンの真っ直ぐで誠実なトーンが織りなす空気感は、ジャズ・バラードの極致です。
タイトルは、「Soul(魂)」と「Coltrane(コルトレーン)」を掛け合わせた造語です。後にコルトレーン自身も同名のアルバム『Soultrane』をリリースしていますが、皮肉にも、このアルバムに「Soultrane」という曲は収録されていません。
