このYouTube動画は、ジャズの歴史の中でも「奇跡の共演」と称されるスーパーグループ、ザ・マンハッタン・プロジェクト(The Manhattan Project)による1989年のライブパフォーマンスを収めたものです。
ウェイン・ショーター (Wayne Shorter / Sax): マイルス・デイビス・クインテットやウェザー・リポートの創設者。現代ジャズ界で最も尊敬される作曲家・サックス奏者の一人です。ミシェル・ペトルチアーニ (Michel Petrucciani / Piano): 「フランスの至宝」と呼ばれた天才ピアニスト。骨形成不全症という重い障害を抱えながら、力強く、誰よりも美しい旋律を奏でました。スタンリー・クラーク (Stanley Clarke / Bass): 「リターン・トゥ・フォーエヴァー」のメンバー。超絶技巧のチョッパー奏法(スラップ)でベースをソロ楽器に押し上げた革命児です。レニー・ホワイト (Lenny White / Drums): 同じく「リターン・トゥ・フォーエヴァー」やマイルスの『ビッチェズ・ブリュー』に参加した、フュージョン・ドラムの先駆者。
この4人は、単にテクニックを見せ合うだけでなく、互いの音に即座に反応する「インタープレイ」が極めて高度です。特に、ペトルチアーニのキラキラとしたピアノに、ショーターが独特の浮遊感のあるフレーズを重ねる瞬間は鳥肌ものです。
