Tania Maria(タニア・マリア)について

タニア・マリア (Tania Maria) は、ブラジル出身のジャズ・ミュージシャンで、ピアニスト、シンガー、バンドリーダーとして知られています。

1948年にブラジルのマラニョン州サンルイスで生まれ、7歳からピアノを学び始めました。13歳でバンドを結成し、地元の音楽コンテストで優勝した経験を持ちます。彼女の音楽スタイルは、サンバやボサノヴァ、ジャズ、アフロラテンなどの要素を融合した独特のサウンドが特徴です。タニア・マリアは1969年にデビューアルバム『Apresentamos』をリリースしましたが、1970年代後半にフランスへ移住したことで国際的な注目を集めました。1983年のアルバム『Come with Me』に収録された同名の曲は、80年代のダンスクラシックとして広く知られています。彼女はこれまでに25枚以上のアルバムを発表し、1985年にはグラミー賞「ベスト・ジャズ・ボーカル・パフォーマンス(女性)」部門にノミネートされています。

世界中の主要なジャズフェスティバルに出演し、ブルーノートやモントルー・ジャズ・フェスティバルなど、数々の著名なステージに立ってきました。また、スティーヴ・ガッドやエディ・ゴメスなどの著名なミュージシャンとも共演しています。彼女の音楽は、躍動感と情熱に満ちた演奏と即興性が魅力で、ジャズ界でも特異な存在感を放っています。

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