丸の内サディスティック

この曲は、1999年にリリースされた彼女の1stアルバム『無罪モラトリアム』に収録されている楽曲で、シングルカットはされていないものの、椎名林檎というアーティストを象徴する不動の人気曲です。

この曲が20年以上経っても古びず、多くのミュージシャンに愛される最大の理由は、そのコード進行にあります。「Just the Two of Us」のコード進行は、グローヴァー・ワシントン・Jr.の名曲「Just the Two of Us」で使われたコード進行(IV7-III7-VIm7-V7に近い形)をベースにしています。また、歌詞に登場する「そしたらベンジー、あたしをグレッチでぶって」の「ベンジー」とは、元ブランキー・ジェット・シティの浅井健一の愛称です。彼女が彼の大ファンであることは有名です。

歌詞には、当時の彼女の周辺環境や音楽への情熱が独特の言葉遊びで散りばめられています。「リッケンバッカー」(ギターのブランド)、「マーシャル」(アンプのブランド)、「ラット」(RAT:有名なディストーション・ペダル、歪み系のエフェクター)、「グレッチ」(ギターのブランド。歌詞では「グレッチでぶって」という強烈なフレーズで使用)。当時、彼女がイギリス留学から帰国し、西武新宿線沿線に住みながら御茶ノ水の楽器屋に通ったりしていた実体験が反映されていると言われています。

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